看護師という職業は個人プレーではなく連携プレーによって高いパフォーマンスを発揮することができます。そのため看護師一人一人がバラバラになっている職場よりも、看護師が一丸となって看護ができている職場の方が圧倒的にパフォーマンスが高くなります。そのため看護師をまとめてリーダーシップを発揮することのできる看護師は高いパフォーマンスのために必要不可欠な存在になります。つまり看護師として評価されるポイントの一つとしてこのリーダーシップが重要になります。
リーダーシップを発揮していくためには人が嫌う仕事を率先してこなしていくことは重要です。自らが嫌な仕事を積極的にこなしていくことで、何か頼みごとをした時に説得力を持つことができます。そして一生懸命に仕事に取り組む姿勢を見せることも説得力を持たせるために必要です。また、意見や質問が求められる場では積極的に自分の考えていることを発言していく積極性がリーダーシップを発揮するためのポイントになります。
自分の職場を考えて何か質問をするならあの人というような豊富な知識を持って様々な質問に答えられる看護師を想像できると思います。そしてその看護師の人は頼りがいのある印象を持っているはずです。そんな看護師は上司になった時も頼れる上司として周囲から高い評価を受けることができます。
知識豊富な看護師になるためには他の職種の人と交流を持つことが大切です。他の職種の人から仕入れる知識は看護以外の知識ですので、広い知識を仕入れることができます。また、そういった人と交流を持つために研修や講習に参加することで、講習などの知識はもちろん交流を持つための機会として活用できます。
看護師はそれぞれで異なる看護観を持っています。そのため他の誰でもなく自分の看護観から目標を持って業務に励んでいることは評価につながるポイントになります。自分の看護観から目標を定めることで、勉強をする際のモチベーションにつながりやすく成長も実感しやすくなります。
ではこの目標を持つためにどうすべきかという点では自分はどのような看護師になりたいと思っているかを常日頃から意識しておきましょう。そして長期的な目標から逆算して中期的な目標と短期的な目標を定めると目標を定めやすくなります。短期的な目標ができることで仕事へ取り組む姿勢も自然と良い方向へと変わっていくはずです。